FX相場師!通貨別レポートを紹介

ユーロドルを取引する

4月に1.6020を示現、その後1.5285までの下落となったが5月後半に再度 1.58台に上昇、以来1.58台中盤の重さが目立っていたが、先週は1.58台後半にあったストップロスをつけて1.59台に乗せている。
しかしその後、トリシェECB総裁の発言が思ったほどタカ派的ではなかったことによりユーロを売り込む動きが強まり、ユーロドルは1.56台中盤までの下落となっている。
6/13の安値は1.5303であり、その後1.5910までの上昇を見せており、この上昇幅の38.2%戻しが1.5680近辺となる。
先週の下落でこの1/3戻しを達成、また日足一目均衡表雲上限が1.5650近辺にあり、ユーロドルの上昇となるのであれば絶好の押し目となりそうだ。

 

洞爺湖サミットではドル安阻止の姿勢を打ち出しているものの、声明自体によってドル安を止めることは難しそうだ。
半値戻しが1.5600近辺となっておりユーロドルのもうひと押し下落の可能性はあるものの、基本的にはユーロ買い方向のバイアスが強くなるのではないか。

スイスフランを取引する

先週、ロシアの外貨準備比率の中でスイスフランの引き上げを行うとの報道もあり、スイスフランに対する買いが目立ち始めている。
4月以降、米金融機関に対する信用不安が遠のいたこともあり、低金利のスイスフランを売って高金利通貨での運用も目立ち始めていたが、6月に入り対ユーロを中心としてスイスフランの底堅さが目立っており、ユーロスイスでは1.63台から1.60台中盤までのユーロ売りスイス買いとなっている。

 

ユーロスイスは5月以降、基本的に1.6020−1.63程度のレンジ取引となっており、現状のレベルは取引レンジの下限と言える。
目先、1.60割れにはストップロスのスイス買いが溜まっていると思われ、ユーロスイスでの売りの仕掛けが増える可能性がある。
日足雲下限は1.5830近辺と現状レベルからは少し遠いものの、今週後半からは雲下限が切りあがり自然と下抜けを見せる可能性も捨てきれない。

 

スイス円は4月に102.76までの上昇を見せた後、98円台までの押し目を見せたが、その後は順調に上昇、1991年以来の高値である104円台までの上昇となっている。
当面はユーロ円の上昇につられる展開が考えやすいものの、上記のようにユーロスイスの下落となれば、スイス円でも上昇が加速する可能性もある。
かなり強気な見方になるが秋以降に掛けて1990年8月に付けた116.09を望むような上昇につながってもおかしくない。

ポンドスイスを取引する

3月の安値である1.9329からの支持線が現在、日足雲下限である2.0150近辺までの上昇となっている。
現時点でこの支持線ならびに雲下限を下抜ける確証は無いものの、総じてスイスフランに対する買いが強まっており、ポンドスイスについても2.01台中盤を下抜けた場合、ポンド売りスイス買いに加速が付く可能性も高まっている。
下抜けには注意したい。

NZD円を取引する

3月以降、豪ドルの利上げ期待に対して景気後退懸念から利下げに対する思惑が先行しており、AUDNZDはAUDの急騰となっており、NZD円で見るとレンジ取引につかまった形を見せている。
週足で見ると上値が切り下がっており、持ち合いに入っていることが判る。
昨年7月の高値である97.78と2月の88.12を結んだ線が現在は83.00近辺迄降りてきている。
また、下値には昨年8月の安値74.27と3月の76.78を結んだ線が78.00近辺迄上昇している。
現時点ではどちらかに抜けるかは定かではなく、抜けたほうについていくのが順当な線であるが、ここ最近の円売りトレンドを考えると上方ブレークの可能性が高まっていると言える。
83.20-30近辺にはストップロスのNZD買いも溜まっていると思われ、このレベルを越えてくればNZD買いも豪ドルに比べて出遅れている分面白いかもしれない。

ユーロドルを取引するA

5月初旬に日足ベースで一目均衡表雲の中に入りこみ、終値ベースでは上抜けしたものの、結局クリアに雲を抜けることが出来なかったユーロドルだが、先週金曜日の足は完全に雲を抜けた形であり、どうやらユーロドルの売りサイン点灯となりそうだ。
今のところ5/8に付けた 1.5285の安値を意識した形となっているが目先はユーロドルの戻り売りとなるのではないか。
今回の下げは1.5844から始まっており、1.5305 を一旦の底と仮定した場合、38.2%戻しが1.55台となる。
もし下値をトライするならば、1.55台までの戻りは予想しづらく1.54台中盤にストップを置いてのユーロショートとなるのではないか。
今回の調整は上値でのもみ合いが長かった分だけ下落幅も広がる可能性があり、1.5220を割り込むようなステージがあれば利乗せの売りも検討するべきかもしれない。

ユーロ円を取引する

6月に入り165円台をクリア、167円台までの急上昇につながっているが、その後は167円台を示現できずユーロの頭の重さを際立たせている。
ローソク足で見ても6/8の166.20近辺の終値に対して翌日165.90近辺で開始(東京9時)ギャップを空けて開始したものの陽線引けとなっている。
円クロスは全体的に同様な線を出しており、相場がもみ合いの中で乱戦模様になってきている可能性が出ている。
素直に見れば未だ買いサインのままだが、相場勘的にはあまり上値を追いたくない形と言える。
下放たれるときがあれば追いかけての売りが面白いかもしれない。

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